H4年式のLJ78プラド
エンジンは2L-TEでだんだんと少なくなってきたモデル
初めてのお客様だけどなんとワンオーナーでずっと乗り続けている
ここまで乗ったらずっと乗り続けたいとのことで
家族の一員のような想いがあるのだろうと想像出来る
車検が終わったばかりと言うことでブローバイオイルなどもなく
綺麗なエンジンルームだった
走行も24万キロほど走っているのだけれどエンジンオイルが減ると言うことなので
エンジンオイルを固めにしてやりルーカスのオイルストップリークで様子を見てもらう
エンジンが始動しない場合などイグニッショントラブルがありそうなお話しだったので
少し見ていたらターボタイマーが付いていた
純正ECUでも壊れるのだから
この際全部取り外し事にする
ヒーターのエアダクトを取りターボタイマー全部を取り外して
イグニッション関係のカプラは純正状態でセット
取り外したユニット
ラジエターも長らく交換していない様子
と言うことはトラブル無くここまで来たというこで
長持ち度は乗用車の非でない
でもそろそろ常に確認をしないと非常に危険な部位となる
しかし車を使う機会が数ヶ月も開くらしいので
また次に来ていただいたときにその変化を見ておくことにする
どんなエンジンでもファンベルトが無いとオーバーヒートするし
バッテリーが強力でもターミナルが接触不良を起こせば
車は走らなくなる
なので基本は最低限車としての性能を維持しておきたい
平成8年ほどぐらいまでは鉛のターミナルが多い
バッテリーを交換すれば交換するほどだんだんとカタチが崩れる
プラス側は端子がボルトナット固定式なので
ターミナルの交換のみで復活出来る
いっぽうマイナス側は直接鉛に入るタイプとなる
ハーネスをカットして端子を油圧の専用工具でかしめて固定
ターミナルを新品に交換して取り付ければ
バッテリートラブルの心配がなくなる
あちらこちらと見渡していくと
処置をしておいた方が良い場所を発見
冬にご来店いただければ気になる箇所を少しづつ直して行くことで
ずっと乗り続けられる愛車となるでしょう