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Channel: 四駆ショップdirtway      「日々のアルバム」
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高速道路上でのタイヤバースト

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GW前半に高速道路上で止まってしまいJAFで運ばれてきたランクル70

ありそうで身近には無いようなトラブルだと思っていたら

運転する職業のお客様が言うには普通によくあるトラブルらしい

   

タイヤメーカーが悪いのでは無くスタッドレスが悪いのでも無い

何らかの原因でエアー圧が下がっていたのだろうと思われる

摩耗したスタッドレスをまだ履き替えてなかったので釘などを踏んだ可能性は高い

タイヤってこんなに脆かったかな?と思えるような裂け方

  

   

  

製造年を調べたら2011年で6年前のタイヤなのでそれ自体が原因ではなく

四駆のタイヤでも摩耗したタイヤはパンクしやすいと言うことだろう

   

    

  

少し前に路肩の段差にぶつけて1本をバーストさせてしまいスペアタイヤと交換して走っていたとのこと

今度はリアタイヤが高速道路を走行中にいきなりバースト

溝の少い自覚もあったのだろう突然のバーストにも冷静に対応して左側に停車

  

   

  

エアーを入れた状態では考えられないほど

タイヤがボロボロに破断していてサイドなら簡単にカッターで細かく切り取れそうだ

  

エアー圧の下がったタイヤでの走行、特に高速道路を走る際は要注意

セルフのスタンドが増えてしまった事も発見が遅れる要因の一つとなっている

   

まだ日本車にはエアーセンサーは標準装備では無いけれど

エアーモニターセットとして社外品であり取り付け可能

タイヤ空気圧の管理は大きな事故だけではなく普段のパンクトラブルにも有効

  

普段タイヤのチェックなどしないという方にはエアーモニターを取り付けるのも

自分の身を守るための手段としてありだなと思ったのでした

 

 

 

 


ブレーキフルード全量交換とするには

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ランクル80のABS装着車のマスターシリンダーの様子

先端部がリア用としてABSに1本のパイプでつながっている

   

   

  

ABS車は特にパイプが多いから分かりにくいけれど

マスタシリンダーからABSアクチュエーターにはフロントとリア用の2本の出力

ABSから右フロントブレーキへのパイピングも1本戻ってきている

では1本が多いことになるがそれを見落としがちになる

  

   

  

フロントブレーキ用にはマスターバック側からパイプが出てT字ジョイントで分割されている

  

    

  

T字ジョイントの正面方向に向いて出ているパイプはABSには行かずに

どこに言っているのかといえばリアブレーキのLSPVバルブへとつながっている

  

    

  

LSPVバルブはリアのブレーキ圧力調整だけれどリアのみの油圧だけではフロントとのバランスが取れない

なのでLSPVバルブには絶えずフロントブレーキの圧力がかかっている状態となっていて

リア荷重に応じたリアブレーキの油圧を制御している

   

LSPVバルブの働きは当たり前の事でよく知られている事だけどここまで伸びてきているフロントブレーキ

よく考えればフロントブレーキフルードを交換しても同じ配管としてリアまで伸びるパイプにもフルードはある

劣化したブレーキフルードでは正常なブレーキ性能が発揮出来ないのは誰もが知っていること

ではLSPVバルブまでのパイプの中も通常と同じようにブリーダプラグでフルードを抜いて

新しいフルードに入れ替えたいと思うのは神経質過ぎるのだろうか

直接パッドを押してはいないものの同じパイピング内に交換前のフルードが残っていると思うと気になる

  

通常のキャリパーのような抜き方ではエアーが混入するので負圧でけっこう抜いてから

エア抜きの容量で最後は運転席で誰かに踏んでもらいながらフルードを抜きとエアー抜きで仕上げをする

この作業を行えばブレーキフルード全量交換ということになる

ついつい放置しながちなLSPVバルブへのフロントブレーキの配管

フルード交換の際にはスッキリと全量交換が気持ち良いものです

ちなみにリアブレーキは全量がキャリパー部で抜けるのでLSPVバルブとは関係なく考えます

 

 

 

 

ウインカーの戻るタイミングが違う

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お客様から交差点で曲がるときにウインカーレバーを押さえたまま曲がらないと戻ってしまうとのことで

レバーASSYの摩耗などもあるから確認してみるのが一番なのでステアリングを取り外す

  

     

  

ランクル80のエアバック無し車なので簡単に取外していく

するとステアリングは直進なのにボスの位置が違う 

  

  

  

TOPと表示されていない場合は△マークがTOPなので真上に持ってくる

  

   

  

ウインカーの戻るタイミングはボスが問題では無くボスの後ろのツメが付く装置の位置の問題

真上が頂点の二等辺三角形となるのが正解

  

    

  

この状態でボスを入れると△マークは真上にきてステアリングもそのまま取付

レバーやツメの摩耗は無く正常に動き出す

最近はあまりステアリングを交換しないのでこの辺を疑う事もないのだろうと想像する

   

作業ついでと言えばランクル76のキーレスやドアロックスイッチの不調があるとのことで内張りを取り外し

よくあるキーレス会社の商品だけど受信機などを疑う前に配線が当社でする場合と違う

   

  

  

純正のドアロックリレーのカプラーからのハーネスの処理ですべて配線が可能だけど少し違ってる

キーレスの付属図面よりも受信機の構造を元にトヨタの配線図で確認して取り付けるのが間違いない

キーレスの問い合わせもよくあるけれどまずは自分で取り付ける時はトヨタ純正の配線図が必要

電源を取る場所や純正の集中ドアロックシステムとドアロックリレーの作動関係がよく分かる

   

預かっているついでに小さなトラブルというか悩みを合間に直していくこともよくあること

誰かに聞いてもすべてを暗記したり資料が揃っているなんてことはまずないから返答はまず正解ではない

愛車を自分の手で作業をしたい時、もししはしなくても配線図や修理書もコレクションとして持っておきたい

車好き=メカ好きな人が多いので自分の車のシステムを見ていくだけも楽しい時間となるはずです

 

 

 

 

ランクル60 エンジンルームメンテナンス

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けっこう以前にエンジンを13B-Tに乗せ替えしたBJ60

ブローバイオイルでけっこう汚れているので今回の車検時には原因となっているところを点検しようと考えた

  

そのためにはまず洗浄なんだけど当社は専用の洗浄液でエンジンもミッションもキレイになる

洗浄前のエンジンルーム

    

    

  

洗浄能力はスチーム圧よりも洗浄液なのでキレイに変身

もちろん原因を探るための洗浄なので目で見て確認と最初に漏れ出す場所を探すことになる

 

    

  

ターボとインテークパイプ間のホースはゴム本体からにじみ出しているようにみえる

  

  

 

洗浄後はゴムのフニャフニャ具合やら圧力を受けて膨れている様子が判明

 

  

  

インマニ側はということこちらもブローバイでいっぱい

両側共に今まで交換した事は無いかも知れない

  

   

 

洗車後にはゴムに亀裂もありコチラ側のホースも全体からにじみ出しているに違いない

  

   

 

確かインマニ側のホースは生産終了なので社外シリコンホースを探すしかない

ついでにヘッドカバーガスケットを交換すれば当分気持ち良く乗れるはず

さっそく分解してパーツを確保しなければいけない

  

これとは別にサーモのブロックとエンジンヘッドの接合部の下ににじみ出しているものあり

  

    

  

ヘッドカバーガスケットからのオイルかなと思っていたら表面の凹みの中に赤いクーラントを見てしまった

  

    

 

これは近いうちに冷却水が漏れ出すだろう

この際ついでにエンジンルームのメンテナンスをしっかりと行う事にした

水とオイルさえ管理出来ていればずっと乗れますよと普段からお客様に伝えている

なのでなおさらこの両方をしっかりと解決させておく義務がある

年に一度か2年に一度の車検時が人間ドックのようなもので見落とすことの無いように

大事な箇所は対処しておかなければならない

  

普通の修理業者さんと普通の車のオーナーならあまり悪いところを探し出していくと怒られそうだけど

当社は逆にその努力を期待してくれているのであら探しではなく

何か変だと思う初期の頃でも探し出すことで喜んでもらえると思うとモチベーションも上がります

  

     つづく

 

 

 

 

ランクル80 最終期EGR付き車に潜む危険

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20年と少し経った噴射ポンプのオーバーホールを行い

トルクが通常回転域で感じられるように噴射ポンプセッティングを行おうとまずはボンネット内を確認

  

今まで交換されていないようだけどホースとバルブを交換するだけで見栄えも変わるし

漏れも無くなるのでぜひついでに交換したいところでもある

   

     

  

運転席側のヒーターホースアウトレットホースも使い込まれた感じがするのでついでに交換

  

  

   

これらはすぐにトラブルにはならないと思うけれど

トラブルへのカウントダウンが始まっているのを発見

その場所は○で囲んだ場所

  

   

  

ホースを引っ張って隙間を広げて確認するとすでに接触している

これぐらいと油断をしておけば大変なことになり得る場所

  

     

  

EGRのスタッドボルト側にはゴムが付いている

  

  

  

ヒーターホース側は近くで見ると掘れている

  

   

  

高速道路上で漏れ出すと気づくのが遅れてオーバーヒートも充分にあり得る話し

よくあると言えばよくあるトラブルで回数は少ないけれどまったく同じ場所でのホースの穴あきを

過去何度か目にしているので滅多には無いけれどいつ起きてもおかしくない場所

自分のハチマルだけは大丈夫と思わずに確認が必要

案外ノーマークな場所なので例え車検に出しても見つけてくれるとは限らない

チューニング以前に直しておきたい場所なのでした

 

 

 

 

ランクル100 サスペンション比較

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ランクル100の純正のサスペンションを乗り比べてみた

今回は飛ばして走るのではなく普通に道路を真っ直ぐに走っている状態での違いで

サスペンションの動きとタイヤの相性というのもあるかも知れない

  

まずは現在メンテナンス&足回り改造中のランクル100を作業前に走ったときのこと

路面の凹凸に対して直進状態でタイヤが動かないのでランクルのボディが左右にいつも揺れている

 

AHC付き車だからスカイフックTEMSのサスペンション

名前の通りルーフを一定に吊り下げているところからタイヤだけ路面に合わせて伸び縮みするのがウリ

前方の路面状態をセンサーで把握して絶えずサスペンションを先に制御させればそうなるんだろうけど

走行しながら路面状態を把握するのであれば理想のようには行きにくいだろう

   

その車両には19インチが装着されていたが特にタイヤが固いとかは感じないので

タイヤが悪いとは思えない

  

   

  

また、乗り心地が固くて悪い訳ではない

単にサスペンションが動かずにタイヤが路面に合わせて伸び縮みするよりも

車体が左右に傾いて路面にタイヤを接地させているように走っているから

固くないのに乗り心地が悪く感じる

路面の段差やうねりで左右に揺れる車体によりステアリングを持っていても

ラックのブッシュも完全固定ではないので勝手にタイヤも動くはず

そのせいでお客様は直進性が悪いとも感じていた

  

このように直進性が悪いと感じる人もいるだろうし

車両が絶えず左右に揺れているので乗り心地が悪いと表現する人もいるだろう

   

これに対して先日ライトチューンを行ったランクル100は26万キロを越えている

AHCサスではないのでTEMS無しのノーマルサス

タイヤは18インチとなっておりどのような動きをするのか試走後に楽しみだった

  

   

  

標準車だから決してスポーティーとは感じないけれど普通にバランスよく走ってくれる

サスペンションがほどよく動いてくれるので18インチのタイヤであっても

走っている時の走行フィーリングは良く感じる

   

だからといって単純にAHCサスペンションと純正サスペンションとの比較ではなさそう

新車比べではなく年数も走行もそれなりのランクル100なので

その時の車両の状態やタイヤとのマッチングにより全然違う走行フィーリングになるはず

  

このように足回りの動きについてそれぞれ違うし、それに対する感じ方もそれぞれ違うので

不満や悩みとなる動きについて何をどうすればいいのか的確では無い答えが出る時もあり得る

スプリングとショックの相性も改造する上で起こりやすいのがランクル100のサスペンション

良い状態とそうでは無い状態の差の大きいことが標準車から起こっているのだなと感じたのでした

 

 

 

 

ランクル100 サスペンションチューニングその1

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しっかりと安定したサスペンションかつ路面への追従性を確保した仕様に改造するランクル100

まずは純正の能力を確保する為のメンテナンスから実施

お決まりのポイントでもあるスタビリンクASSYとボルトは交換必要

  

   

  

もちろんスタビ先端のブッシュもヒビ割れ有り

  

   

    

  

フロントキャリパーも錆びているので洗浄しつつ各部の確認が必要そうだ

  

   

  

ブレーキフルードのエア抜きが出来にくい状態だと思われるブリーダプラグ

あまり交換している車両を見ないけれどサビの元は取り除きたいので交換

  

   

  

同時にブレーキキャリパー側のネジ山も細め専用タップで切ってから洗浄

奥のアタリ部分はキズを付けないように慎重に清掃していく

  

   

  

不定期ですが続きます

 

 

  

30年前のトロフィーなどが出てきた

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母から押し入れを掃除していたらなんやらトロフィーが何本も出てきたよと連絡があり

ダートラをしていた頃のトロフィーなどはすべて処分した記憶しか無く

捨ててしまって残念だったと今までずっと思っていたのであまり期待することなく見てみた

  

すると鈴鹿で年にほんの数回しか行われていなかったダートラに行った時のトロフィーがあった

JAF戦の全国各地区のシリーズが終わった後にあるオールスター戦に備えて

実際のコースで行われるダートラに出場する事はセッティングなどでとても重要だったので

有力メーカーチームやオールスター選手も出ていた大会

   

この優勝カップを実際に見て当時のことをハッキリと思い出した

  

    

  

すでにJAF戦の四国シリーズが何戦か行われておりこの鈴鹿の大会時にはポイントリーダーだった

なのでオールスター戦とその前の関西オールスターダートトライアルに向けて出場しようとなったと思う

この大会では何のプレッシャーもなく思いっきり気持ち良く全開で走れて1本目がベストタイムとなった

     

当時はダートラも大盛況で各クラスも激戦だったけれど

C2よりもC1の方がタイムが良いという現象も起きていたほどC1クラスは特に激戦区だった

結局この年のシリーズ年間ランキングは3位となり一番違いでオールスター戦には出られずに

関西オールスター戦への出場のみとなった

出場選手はもちろんオールスター戦の前哨戦としている選手ばかりでギャラリーも多く

こんな状態で普段走っていないと実力が発揮出来ない

環境と的確なコーチさえ整っていればもっと速くなって実績が残せたと大きな声でたらればの言い訳をしたい

   

多くのトロフィーをダンボールに入れてゴミに出したのでなぜ残っているのかと言えば

すべて1987年のものばかりだったのでどこか違うところにあったのだろう

それでも一年間でも残っていたことで自分のそのころの時代に空白が無くなったように思う

会社へ行きながらアルバイトまでして練習代とエントリー代など競技に出る為の費用や

積車も所有していたのでそんな経費やらエンジンチューニング代などを生み出していた

  

  

   

  

始めはDクラスでずっと戦っていたけれど前年ぐらいからC1クラスに変わる

エンジンはプロショップオガタ製で排気量の低下が感じられないどころかそれ以上のパワー感があった

   

メダルもたくさん出てきたので自分の分で金銀銅に並べてみる

  

    

  

もう出てこないだろうから大事にしておこう

いつかダートラはしたいと思いながら辞めたのだけど

サラリーマンから仕事は四駆ショップになっているのでスピード行事は少し畑違いだし

日曜日に休める時間も無いのでダートラ復帰は夢のまた夢になっていく

   

車は四駆になっても動かし方は同じだからスピードは関係なくトレーニングは可能

いつかを夢見て感性だけは落とさないように走るトレーニングをしておきたいもの

 

 

 

 


スピードメーターとシフトノブ

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ランクル80の走行距離が動かなくなる症状

過去に改ざんされたメーターじゃないの? と聞かれることがあるけれど

ワンオーナーの車両でも普通にあるのでご心配なく

  

今回は22万キロほどで交換

  

     

   

メーター異常といえばタイミングベルトのランプが消えないトラルブルもある

こちらはリミットスイッチなのかメーターの電気系の問題なのかは追及しては無いけれど

同じようにワンオーナー車でもなっているのでご安心を

  

    

  

メーター基盤にあるタイミングベルトのボルト

ここを外せば消えるような気もするなと思いながら見ていた

  

   

  

メーターを取り外した場合は必ずシフト球は交換

  

   

   

同時に車検時に切れていれば困るシートベルトや不便なブレーキ、ハイビーム、照明球なども交換

  

今回は長年使われてきたシフトノブも交換する事に

  

   

  

ウッドでは無くあくまで純正時の状態を再現

  

   

  

たったこれだけでも気分も大きく変わるので何かのついでにおすすめデス

 

 

   

185サーフ 冷却水漏れとエンジンオイル漏れ

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3RZエンジン搭載のサーフがラジエタートラブルで冷却水が漏れている

ラジエターやホースなどが届いた頃には冷却水は乾いていたので

その時には冷却水漏れよりもエンジンオイルの漏れの方が気になってしまう

  

エンジン前面部のオイル汚れが目に付いた

  

    

  

ブロックは下までエアコンコンプレッサー部も下までオイルが垂れてきている

  

    

  

ラジエターを取ればその漏れの凄さがよく分かる

  

     

  

どうもオイル漏れの元はディストロビューターの取付部のようだ

   

    

  

修理書を確認したらOリングがあるのでおそらく交換が必要だろうと本体を取り外してみる

つなぎ目からオイルが漏れてきたので間違いない

  

      

  

エンジンオイルはここから落ちていることになる

  

   

  

Oリングを交換して洗浄を行いエンジンをキレイにする

  

 

 

とにかくトラブルの早期発見には普段からキレイな状態を保っておきたい

汚れも漏れも無くなりスッキリしたので気持ちもスッキリしたのでした

 

 

 

 

ランクル80 エアコントラブル

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ランクル80に限らずどこまで修理するかで悩むケースが多いエアコントラブル

人により見解は違うから難しいのは確かだけれど

少しづつ直していても年数には勝てないのである程度のパーツを交換するのが間違いない

  

コンデンサの両側のOリングを交換してもアルミの腐食もあり漏れはOリングだけの問題では無いので交換

  

  

 

コンプレッサーのトラブルには至っていなくても不安要素を抱えていることなので

今回の修理で当分エアコントラブルは無くしたいのでコンプレッサーもDENSOメーカーリビルトに交換

  

    

  

エバポレーターも腐食していて漏れの原因となるので交換した

 

   

  

コンプレッサーからエバポレーターまでの高圧ラインはすべて交換

  

   

  

蛍光剤入りの専用オイルを入れてガスチャージ

  

    

  

今までの経験からすると悪いところと思われる箇所を交換してもトラブルは無くならない

トラブルが出る時点でそろそろ寿命だと考えて修理をする方をおすすめ

パーツがだんだんと無くなってきておりロクマルなどはすでに生産終了も多い

ランクル80は各部品が入手出来るうちに純正パーツできちんと復帰させておきたいもの

  

もちろん純正パーツが無くなっても違うパーツを組み合わせて製作すればエアコンは稼働出来るのだけど

最後の手段の前にスマートに新車時のシステムが手に入るならそちらがいいと思う訳です

 

 

  

ランクル60 冷却水のサビと漏れ

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もう少しで仕上がるランクル60

サーモスタットのパッキン部からは漏れも無くこのままでも大丈夫そうに見えたけれど

とりあえず確認しようと取り外すとサビで変色していた

   

    

   

ボディ下からヒーターホースをよく見れば冷却水が上の方からパイプを伝って漏れてきている

   

   

  

ヒーターパイプ上部のパイプとホースはすべて交換が必要だけど

複雑で部品点数も多くなりそう

  

   

  

ヒーターバルブ付近もすべてリフレッシュさせたい

  

    

  

すべてのホースは入手出来ない状態だけど

ヒーターホース内径17φでリアヒーター系は14φとトヨタ純正ホースの特徴から

ランクル80や70、100などのホースで代用すればなんとかなるので作業を進めて行く

    

   

  

まずは一番欲しかったパイプ類だけど

とりあえず今はすべて購入出来る状態となっている

   

    

  

ホースもほとんどは購入できているのでほんの数本だけの流用で出来るはず

少し前に購入出来ていたホースもすでに生産終了になってしまっているので

在庫限りという部位も多くありそうな予感

  

今回新たに入手出来ないホース類の代用品リストを製作しておいて次回に役立てる

作業をする度に代用品リストが増えてます

いつかは全部交換したいとお考えの方は早めの方が良さそうです

 

 

 

 

ランクル100のエアコンが効かない

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ランクル100のお客様から相談がありエアコンが効かないとの事で点検しようとボンネットを開けた

するとクーラーベルトが無い、どうやら切れているようだ

   

    

  

アンダーカバーに引っかかっていたクーラーベルトを発見

  

    

  

ベルトは切れている以外は特に大きな異常はないように見えるけれど

アイドルプーリーの表面は焦げたり溶けたりしたような跡形がある

  

   

  

もしやエアコンの効かない原因はコンプレッサーかもと思いエンジンを掛けて

エアコンのスイッチを入れてコンプレッサーを回してみた  

  

    

  

コンプレッサーは焼き付いたようでまったく動かなかった

つい先日ランクル80のエアコン修理をした際に危険部位をそのままにすれば

せっかくの修理も無駄になるので念のためにコンプレッサーを交換

   

そんな心配が現実となりそれもランクル100で出てしまった

自覚症状は全くなく、今シーズンの最初のクーラーONで冷えないなと思って相談を受けたので

不調の兆候もないままいきなりトラブル

壊れる前に対策をしたいけれどエアコン修理のタイミングは難しいと言うのが現実

偶然にも最近特に続くエアコントラブルでした

 

 

 

 

ランクル100 メンテンスと改造 その2

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たくさんメニューのある中で現状を把握するためにも大事なギアオイル交換

入れるのはワコーズオイルだけど抜いたオイルの点検は欠かせない

  

キレイに清掃してからオイル抜き

  

    

  

私の感覚では一番黒くなる事が多いと思っているトランスファーオイル

  

   

  

リアデフオイルは状態によりさまざまだけど

だからこそしっかりとチェックしていきたい場所

  

    

  

今回は色は変わっていてもになる固まりやドレンプラグの磁石につく鉄粉などは気にするものではなかった

一番異物の多いリアデフでもこのぐらいの状態

  

   

  

リアブレーキローターも長く交換していないとのことで取外し

さすがにサビでそろそろ交換したいところだった

   

   

  

ディスクローターを外した時によく分かるリアドライブシャフト

ガタが無いかオイル漏れが無いか確認する

バックプレートのサビ状態も無く程度良好なので純正新品のローターを入れて

サイドブレーキ用のシュー調整を行う

  

   

  

サイドワイヤーの引きしろを少なくする為にあまりシューを詰めると問題が出てくる

特にリフトアップする車両(正確には伸び側のストロークの多い車両)では

乗用車のような数ノッチなどは考えずにストロークする際のワイヤーの伸びる事も計算して調整

乗用車から乗り換えたら気になる箇所の一つだけどサスペンションの伸びる量が違うので

引けばサイドブレーキが効くのであれば問題無いぐらいで考えておくのが無難

  

    たくさんあるので不定期にさらに続きます

    

 

 

 

  

ランクル60のリーフ

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ステアリングと車体の揺れの恐怖から解放されるには効果的なステアリングダンパーとかもあるけれど

いつものようにまずはリーフのブッシュ交換が基本的であり効果も高い

  

ランクル60と決めつけてブッシュを購入してもリーフにより違うので

社外品リーフの場合は大きさを見てからが間違いない

フロントリーフに使われているブュシュ

  

    

  

記録に残しておかないと次回忘れそうな前後のリーフの種類

シャックルプレートを取り大きさを事前に確認したときにブッシュの穴が大きくなっていた

  

  

  

ステアリングと車体の振動はピボット側のブッシュが特に重要で長穴になっている事が多い

  

    

   

ステアリング剛性を上げることにもなるブュシュ交換

こちらもリーフにより大きさが違うので確認が必要

    

    

  

リアブッシュはそれほど重要ではないけれど長年放置すれば亀裂が入り

だんだんと無くなってしまい最後にはピンがリーフに当たり音が出始める

  

    

  

何かのタイミングでキリのいいときに交換しておけばいい

   

   

  

リアは通常の小さいサイズのブッシュとなっていた

フロントはリーフのスパンも変わるので乗り心地やリーフの動きにこだわった改造をしていたのだろう

乗り心地は悪くないのでそのままのリーフでブュシュだけを交換してとりあえずショックもそのまま使用

   

コイルと違ってリーフ自体の支えている力が強いのまずは伸びも縮みも素直に動かすような

ショックの選択が普段の街中の走行には適しているように思う

コイルスプリングとは性質が違うのでショックの特性はリーフ用として考える必要がある

 

 

  


ランクル77 全塗装その3

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全塗装中のランクル77の様子を見に行くと前回よりも大幅に進んでいた

   

    

   

例の穴も4ヶ開いている

  

    

  

ステップにもサビは無く全塗装のやりがいのあるベース

それにしても几帳面じゃないとなかなか出来ない作業

   

     

  

板金をしたリアフェンダーも下地作りの最中

  

   

  

塗装まで後もう少しのような気がする今の状況

  

   

  

いくら板金塗装の職人でも人により細かな部分に差が出てくるような仕事に違いない

 

中古車として並べる車両では無くお客様のコレクションのランクル

同じ全塗装でも前者と後者では予算も時間も違うので仕上がりは大きく違う

下地や細かな所まで手が入った上に塗装をするので大変身を遂げるはず

見に来る度にますます楽しみになるのでした

 

 

 

 

78プラドからの異音

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ラテラルロッドのブュシュのガタやパワーロッキングハブ車のハブのガタが多かったりと

異音の発生する割合が多いようにも思う78プラド

走行距離に比例してトラブルもあるのは仕方ない

今回試走をすると段差でガチャっと音がするので気になり調べるとスタビリンクだった

  

結果的にリンクとブラケットの両方を交換する事になったけど

生産終了になっているかもと嫌な予感がしたブラケットも在庫が有り無事に交換出来た

  

     

   

普通ガタがありそうなボールジョイント部には無く

それではどこが悪かったのだろうと見ていても分からないので切断してみる

  

    

  

ナットは緩みも無いけれどブラケットとは隙間が発生していた

  

   

  

裏側を見るとリンクとブラケットとの接合部が削れていてガタが出ていたようす

  

     

  

スタビラザイザーのリンクはいつかは交換する時が来るけれど

ブラケットが今回のように削れて異音発生となると記憶は無い

ずっと毎日運転していると異音に限らず異常に気がつかない場合もあるので

預かり時には作業の内容に問わず試走することでその車の現状を把握しておきたいという気持ちになる

   

ブレーキホースもヒビ割れが有り交換

  

  

 

この短い距離でステアリングを切る度にホースが伸び縮みするので負担は大きい

距離が短いほど剛性の高いステンメッシュホース類は問題が起きやすいので注意が必要で

このような場所にはゴムの柔らかさでフィッティング部へ負担をかけない純正ホースが最適だと考えます

 

 

 

 

 

 

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ランクル80 インマニの汚れ具合

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最終期のEGR付き車の場合

いままでどんな使われ方をしてきたのか想像することが出来る

  

   

  

脱着歴の有無や洗浄などの作業跡がありそうなどから

走行距離に見合った黒煙の付き方なのか勘の部分もあるけれど

それなりの状態が見えてくる

  

走行距離を考えると今回のランクル80は想像よりも綺麗な状態だった

ということは力の無い状態のままずっと乗られ続けていたということになる

  

     

   

ノーマル状態では排気量に応じたトルクを感じる事が出来ない最終期のEGR付き車

EGRの作用は関係が無く単に燃料が出にくい設定になっている車両が多い

距離を走ってもインマニやインテークパイプへの黒煙の付着が少ない事で裏付けられる

   

それでも通勤に使っているディーゼル車のアクセルを思いっきり踏めば真っ黒い黒煙が出る

燃焼室から直接出ているのでは無くエンジンのEXポートからエキマニ、タービンなど

最後はマフラーまで、その間にとどまっている黒煙が一気にシフトダウンする事で排気の速度も上がり

付着している黒煙をまとめて押す事になるから自分の車は黒煙が多いと思ってしまう

回転が低いほどマフラーから出る割合も少なくなるのでたまにはスッキリと掃除をしておきたいところ

    

アクセルの踏み方に応じた燃料の噴射になればストレスも減ることになる

少しの改造でフィーリングは大きく変わるのでスムーズに走るようにさせたい

  

インジェクションパイプを外す前に洗浄しておきたいヘッド周辺

オイルのにじみが多いのでキレイにしておく

   

    

  

  少しづつ続きます

 

    

 

 

 

ランクル60 冷却水ホース交換その1

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ランクルHJ61エンジンの冷却水のホースやパイプをすべて交換しようと用意は出来たので

サーモのブロックを外すとサビが多く取れるものは取り除いて組んでいく

  

   

  

可能な限り取り除いてブロックを付けサーモのベースを付ける

  

    

サーモを取付け前部のホース類を交換して行く 

廃版ホースは色んなランクルのパーツでカバーする

  

   

  

パイプとヒーターバルブ付近まではすべて順調に進む

17φはランクル80用を流用しリアヒーターの14φはランクル100の中期後期用を流用

  

    

  

しかしこの辺から合わない問題がたくさん出てきてすでに限界となる

あくまで純正ホースを使用することが前提なので生産終了の変わりをするパーツが思いつかない

ここからは在庫してある色んなホースや廃棄されてあるホースまで並べて

パズルのように組んでいったのでした

  

    続きます

 

 

  

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