深夜にもたまにあるトラブル相談
今回は先日バッテリーを交換したけれどまたバッテリーが上がったとのお電話
こうなれば漏電か充電していないかのどちらかだけどチャージランプは付いていなかったとのこと
とりあえず会社から比較的近いこともありジャンプスターターを持ち出かけていった
強力ジャンプスターターのおかげでエンジンは始動
確かにチャージランプは付いていない
ランプ切れもあるだろうからそのまま乗って帰ることにした
不安もあるけれどこんなときは昼間よりも深夜方が気にせず走り安い
まだ走行も少ない13万キロ台のランクル76
翌日出勤してきてからまずは暗電流をチェック
漏電はしてなさそうなのでオルタネーターかも知れない
先にチャージランプが切れていないかチェックするとランプ切れではなかった
今度はエンジンを掛けてB端子にクランプメーターをセット
3.5Aしか出ていないのでオルタネーターがアウトの判定となった
15年も経っているので部品交換などせずにDENSOリビルトに交換
少しでも安く直すよりも少しでも安心を買いたい
エンジンルームは他には何も問題は無い様子
オルタネーターのB端子の位置やらエンジンの補機類やらで
クランプしにくい車両もあるけれどターボ無しの1HZは見やすい車両
ついでに上のエアコンコンプレッサーを見てみると黒く汚れなどがない状態
先の事は分からないとしても少なくとも外観上の怪しさは無い
バッテリーは充電器でしっかりと充電しておいた
全部取付が終わったので始動
当たり前だけどセルモーターの回りが素晴らしく勢いがある
クランプしてみると33Aほど上がっており問題は無さそう
使用電力やバッテリーの状態によりこの数値は変動する
ちなみにランクル76のオルタネーターは12V 70Aとなっている
毎日乗っていると意外にもセルモーターの勢いが悪くなっていることに気がついていない場合があり
何かで預かった時にセルの勢いが悪くなっているからもし自分で遅いと感じたら
早めにバッテリーを交換しないとトラブルになりますよと伝えることも多くある
バッテリーを交換するとその勢いの違いにビックリするはず
寒くなればさらにトラブルの確率は上がるのでエンジン始動時は気にかけていた方がいい
エンジンの音もセルの音も走行中の音も自分の感性のアンテナを張っておきたいもの