70系プラドのリアにもUSビルシュタインを取付ける
下部のマウントはフロントと同じようにループからの変換ブラケット
フロントとは違いワッシャではなくブラケットを削りフィットさせる
ラテラルロッドは前後とも純正新品から溶接と塗装にこだわり作製
70系プラドに多いステアリングロッドが回転しないことに関しては
ボールジョイントも交換時期だと判断してASSYで交換
無理やり回転させてもその場しのぎにしかならない
肝心の乗り味に関しては強すぎずにタイヤが上下する動きを邪魔しない
かと言って車体がユラユラと揺れている他のショックとは断然違って
丁寧なステアリングさばきではロール感は感じない
メリハリのある運転をすれば前後の荷重移動や左右の動きはあるものの
この車を速く走らせるとすれば間違った方向には進んでいない
ブレーキとステアリングのタイミングが分かれば
長い時間アクセルを踏んでいられる
ランクル77や76には特に2インチアップリーフなら
乗り心地の向上&車としての運転性能が向上するのでよく使用しているショック
リーフだけではなくコイルにもマッチしている
ただ車体の不快な揺れはないけれど
ブレーキやアクセルワークでの前後の動きや
コーナリング中のロールが無くなるというカチッと決まるようなレーシーな固さではない
大きい四駆を速く走らせるには荷重移動やロールも重要になってくるわけで
分かる人には十分に受けるショックの性能はあると感じた
柔らかすぎてボディが揺れてアクセルを踏めないのではなく
車の動きを利用して曲がり、その方向に加速させていく運転ができる
あくまでもスプリングとの相性はあるのでまずは車に応じたバネレートのスプリングから
選んでいくという基本的な順番は必要です