特にフロントが強化されたスプリング
左右の揺れが顕著に出る78プラドには特にきちんと強化されたバネが必要
バネは必要以上に固いのではなくて、必要なだけ固いのが欲しい
また、柔らかければ乗り心地が良いだろうと考えるのは安易な発想でしかなく
最適なバネレートを保ち車を支える
そのバネの動き、車両の反動をしっかりと抑えるのがショックの役目だと考えると
ショックは固いとか柔らかいとかではなく、バネとのマッチングで考えたい
完成した78プラドにお客様を助手席に乗せて運転開始
一般道の直線で乗り心地が良くなっている
路面の凹凸で車が揺れて、なおかつ揺れが収まらなかった以前とは違い
左右の揺れどころか上下の揺れまで改善されている
以前は大きな段差などでは、身構えてしまっていたけれど小さな衝撃でしかなかった
最大に違うのはやはりコーナーでの動き
ロールはするのだけれどステアリングを切ってから始まるロールスピードが遅いために
ロールをあまり感じない
けっこうなスピードで突っ込んでも安定しているから途中でステアリングを切りたすことも
アクセルを踏むことも安心して行えた
飛ばすのが目的ではなく、どれだけ安定しているか、それが大切
同じスピードで走るなら確実に安全マージンが向上してる
コーナリング中の路面のつなぎ目などにも対応してタイヤが上下に動き吸収してる
強化されて安定したと言うのではなく、最適化された感覚
コイルスプリングはブランド品ではなくノーブランドの商品
バネを製造する会社に発注したもの
POSブランドのオリジナルビルシュタインもこのバネに合うようにセッティングされている
2インチアップされたプラドの直進性と回頭性のバランスにはキャスタードリームがベストな選択
ドライバーだけではなく同乗者が不安になるほどの動きだっただけに
乗れば乗るほど良さが体感できる組み合わせ
自分の中では大ヒットな1台かもと思えるほどの大変身
2インチアップされた78プラドのほとんどが不安定な舗装路での走りのはず
リフトアップしているから仕方ないのではなくて、装着されているサスペンションの問題
良い悪いはオーナーが決める事だし、好き嫌いはもちろんあるし、運転に疎いドライバーもいる
すべての人に良いよと勧めるのではなくて
これを求めている人に、お勧めしたいサスペンションです
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78プラドのサスペンション安定化改造その2
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