平成二ケタのランクル76は、やはりパッと見た目には良くて
ランクル80や70系のように危険な香りはしないもの
いつものヒーターホース部も普通に見える
だからといって、油断は禁物
大丈夫だろうと思いながらも鏡を用意して確認
すると、冗談のような冷却水漏れの始まりをみた
ボディーリフトをしている車両でヒーターホースの延長方法が当社とは違うので
ついでに改良して交換することにする
続いては噴射ポンプ付近に目が行く
するとエンジンからラジエターへと冷却水が出て行くアダプターにも冷却し漏れ発見
噴射ポンプはどこから見ても燃料漏れは無し
しかしこの寒い日の始動前としては不自然なスロットルリンケージ
アイドルアップされていない位置となっている
しかもスロットルレバーが全閉の方向になっているのに
なぜかアクセルワイヤーがダブついてるのももったいない
少し見渡すだけでもいろんな箇所でベストな状態とは言えない状態なので
これなら小さいことの積み重ねでも入庫前とは大きな差がつきそう
お客様的には大変化は体感出来なくても
自覚症状が出る前に正常に整えておくことが、車からは一番喜ばれそうに思えるのでした
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トラブル無さそうなエンジンルーム
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