ランクル200や120プラドなどにもARBバンパーは取り付けてきたけれど
こんなに長穴が多かったかと思うほど位置決めの幅が広い
テーブルリフトで持ち上げつつ左右上下に動かしながらセンターを出して行く
シャーシ先端は合計4箇所の穴と後ろはボルト溶接仕様
そこにセットするブラケットの穴は横に長穴となっている
ブラケットの先のバンパー本体側の穴はと言うと
縦に長穴となっている
標準車はこの長穴は半分になる
さらにARBバンパー側は前後方向(横穴)となっている
これらの調整部を組み合わせてベストな位置に持って行く
すでに最初のシャーシ先端部は長穴いっぱい運転席側に寄せた状態
ARBバンパーのウインチが付く上の水平部の天板と
バンパー正面の垂直部はピッタリと直角では無い
左右の調整をしていて発見
メイドインジャパンがすべて良い訳では無いけれど
国内有名メーカーならもっと精密に出来そうに思われる
単なる部品の精度のバラツキの問題をクリアするように思える
ただし外国での使われ方を考えた場合
山や石や大きな動物に接触してバンパーか車両にダメージを受けた時
脱着して修理後に取付となれば新車のようには行かず
修正部分の枠があれば作業する側からすれば良いだろう
そんな事まで考慮してあるのかどうかは分からないけれど
これから先長く乗っている間には何かが起きるかも知れない
色んな時に対応出来るバンパーなのだと
メカに言い聞かせながら何度も脱着をしているのでした