ランクル60は1897年8月にマイチェンされて角4灯となる
お客様のHJ60は昨年の購入時からハイビームは
インパネに付けたスイッチで操作しているとのことで
まずはヘッドライトから確認していく
それにしても角度が極端に付いていて
走りにくそうに思える
もちろん車検は駄目だろう
全部を正確に把握したいので
ヘッドライト単品では無く
取付部のユニットASSYで取り外した
するとランプ固定の上側は交換されているけれど
とんでもなく大きなスクリューとなっている
下側は交換されておらず錆びた純正時のボルトのようだった
これは全部交換することとして一番問題のバルブの電源供給について
本来のハイとローのカプラの他に
ハイ側に取り付けるハーネスがある
このハーネスへの電源はエアコン操作部下にあり
思いっきり不便な状態
まずはこのままでバルブを差し込んで点灯試験をする
ロービームなんだけどハイビームのライトが豆電球のように小さく電気が点灯
なので新規の配線を行っていると想像する
次にハイビームに切り換える
標準車と同じく右手のライトスイッチでハイ
するとハイ側は明るく点灯する
しかしH4バルブの外側はなぜか暗くなった
H4に変換アダプターが付いていたと記憶するので
それが一番の原因だろうと思いつつも
ハーネスの極性を調べたいのでテスターを差し込む
それでロービームにするとこの並びで+24V
続いてハイビームにしてみる
この状態で+24Vとなる
どうもハロゲンランプとは配列が違っているようだ
明るくしたい気持ちはもちろん一番だろうけれど
正常な復帰を伴う作業の上にあるものだから
まずは正常な状態へと戻してからライトチューニングとなります
続く