H9年式だから22年前のランクル80
車庫に入っているのでボディの塗装はまだまだ深い艶がある
サスペンションはちょうど組んで19年が経った
途中オーリンズのオーバーホールを行ったぐらいで
使用している部品は当時のままでもちろん色なども塗り直してはいない
当時一番マッチングの良かったスプリングとショックの組み合わせ
錆びやすいリアのサスペンションも
19年前の足まわりパーツだとは思えないような状態
リフトアップに伴いハイキャスブラケットは75mmを取り付けている
2インチアップサスではキャスターは寝る方向になり
直進性を最優先させたセッティングとしている
このお客様の車はオーバーフェンダーが付き
9Jのオフセットが-50だからワダチを拾いやすい
なのであえてキャスターを付けるハイキャスブラケットにしている
例えば当社のコイルスプリングとオーリンズの組み合わせ時は
キャスター補正はキャスタードリームの15Hとしている
75mmダウンブラケットや17Hと比較するとキャスター角は立つ仕様
直進性・安定性は285サイズでオフセット0付近だと十分だと考え
その分、コーナーでの回頭性の良さを最優先させている
また、スプリングとオーリンズのステアリングレスポンスの良さを
最大限味わうためにもこのセッティングがベストとなる
2インチアップ用として表示されているだけで15Hで良しとしたのではなく
組み合わされる中から目的に合ったセッティングとして選択
またもう販売されていない貴重なマフラーは21年前に取り付けている
と言うことはほとんど新車の時からのお客様ということになる
シャーシはあえてアンダーコートは塗装していない
厚化粧よりもすっぴん美人を狙っている
ボディ底面もほとんどサビは見当たらない
一番多い荷室下のボディサビ
少しはあるのだけれどまったく気にすることも無いぐらい