今夜は友人の家族のお通夜に出かけていた
友人とは高校1年からの付き合い
そこの家族とも縁があり何かの節目でよく気に掛けてもらっていたものだった
高校1年からとなると16歳と言うことになり
数字で16歳と書くと青春まっただ中と言うより気恥ずかしい
高校2年で、その日の朝も元気で仕事に出かけた父親が
夕方には亡くなった姿で帰宅となった
健康で頑丈な肉体で、強い精神力があっても人の命は簡単に奪われる
そんな経験から長生きのためにとか、おじいさんになった将来のためにとかを考えなくなった
そうかと言って投げやりな毎日を送っているのではない
いつ死んでも言いように好きなことを好きなだけしようと努力してきた
また自分が間違ってないなら他人に合わせたり機嫌を取ることなど
そんな時間を無駄に使うことなども省いてきた
人の性格はそれぞれ違って当たり前だし気に障らない限りどうでもよい
肝心なのは、思想・思考と行動や言動でそれらが人の価値を決める判断材料になっている
世の中丸くなんて考えない
弱いものイジメをしたり、仕事をサボったり、いい加減な対応をしている人に対しては
平和という文字はひとまず忘れることにする
好き放題で平和などなく、平和な社会は努力して作り上げるもの
20歳の頃を振り返るとあまりにも子供だったと思えるし
30歳になっても相当世間知らずのガキだった
今の会社は35歳からだけどその頃からなんとか少しづつ大人になってきた
大人とは世渡り上手ではなく、自分がその瞬間正しいと思える判断が出来ることのように思う
いつまで生きるのか分からないけれど
大好きだったり、日々発生する悩みの元だったりする会社=仕事で
目指すものは特に大きなものではなく
今お客様から預かっている目の前の車を
気持ちも手も抜かず全力で挑むこと
身近な親戚だけで家族葬をすると聞いた
多くの人よりも強い絆の人たちだけでのお見送り
その気持ち分かるような気がした
お疲れ様でしたとお見送りをしてきた夜
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最後の夜のお見送り
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