先日紹介したランクル76の4インチUP
スプリングは前後ともZEAL製
ラテラルロッドはネジ部の耐久力からモトレージ製を選ぶ
キャスターダウンブラケットは65mmダウン
ショックはPOSビルシュタインのdirtway仕様
オリジナルPOSビルシュタインと比べて、どんな風に違うかというと、減衰力が高くなっている
ほとんどが舗装路のみと言ってもいいぐらいの割合で、普段の足として使うランクルたち
となれば、舗装路を走る時に感じる印象が最優先される仕様となっている
車の性能として見た場合は、ショック一つでは大差ないからオフロードも問題なく走行可能
違いは悪路での乗り心地に現れてくるだけ
ステアリングを切り込んだときの安心感は非常に大切
リフトアップするとパーツの選び方次第では不安定になりがちだけれど
乗り心地とのバランスも保ちながら安心感を得られるサスペンションとしてる
ランクル76や74に搭載される1HZ
噴射ポンプはランクル77とは違いコンピューターで管理されている
すべてを制御しているのではなく、部分的な介入となっている
噴射ポンプヘッドはランクル80で言うブーコンシャフト仕様に近い
ターボ車の80はダイアフラムの上部にターボ圧を加えてシャフトを下に押すことで
ガバナのストッパーが進行方向に移動し、アクセルを踏んだだけガバナが引っ張られる
この1HZはノンターボだからターボ圧は無し
だからダイヤフラム下部に負圧をかけることでシャフトは下がる
だけどエミッションコントロールコンピューターで判断した時は負圧がかからずシャフトは下がらない
タイマーピストン部にはTCVが装備されていて、エミッションコントロールが作用すると
バルブが動き油圧が抜ける
タイマーピストン部にかかる圧力が抜ければ、実際の回転数よりも低い圧力となり
遅いタイミングとなる
要するにランクル77の時の1HZ噴射ポンプにプラスさせられている機能は
燃料を減少させることと、噴射タイミングを遅らすこと
機械式噴射ポンプなんだけどこの二つの機能により当時の排気ガス基準をパスした 1HZだった
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ランクル76の4インチアップその2
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