Quantcast
Channel: 四駆ショップdirtway      「日々のアルバム」
Viewing all 2706 articles
Browse latest View live

マニュアルハブ スペーサーから純正取付へ

$
0
0

パワーロッキングハブをマニュアルハブに変更する際に

スペーサーを用いると部品代が節約できて交換も早く済む

その反面ハードに負荷がかかる状態での通称もみ出しを行うと強度的に弱い

  

  

  

もちろん分かってその範囲で乗っているというオーナーがほとんどだろうけれど

自分で決めかねていて迷っている方もいると思うので

今回交換するスペーサー仕様のマニュアルハブからハブ&スピンドルまでの交換をご紹介

   

分解する途中での画像となるけれどこのボルトが緩んでしまう

ドライブシャフトとマニュアルハブがロックされると

駆動力がスタックしたりで動かないタイヤ&ハブを回そうとする力が上回り

ハブとスペーサーとマニュアルハブの取付位置がねじれる

ほんの少しボルトがねじれる、延びるなどの状態となる

  

    

   

次にこのようにスペーサー仕様で組む場合はスピンドルの加工は必要なく取付可能

パワーロッキングハブではアウターのテーパーベアリングを押さえているワッシャと

ベアリング調整のナットが一体となっていてスピンドルに対してワッシャの位置決めが無い

   

   

  

ということは位置決めの真上の溝も奥まで無い

   

     

  

電極もあり強度もマニュアル用よりも弱そうに見える

このスピンドルはベアリングの回転跡で段差もあり交換する良い機会でもあるので

ハブのオーバーホールを兼ねて交換すると思えば出費も納得出来るものとなるでしょう

   

    続く

 

 

 

   


マニュアルハブ スペーサーから純正取付へ その2

$
0
0

ハブとバックプレートを取り残ると交換するパワーロッキングハブ用スピンドルが出てくる

   

   

  

交換後のスピンドルは真上に来る溝が奥深くまである

  

    

   

マニュアルハブ用が見た感じも強そうに見える

   

   

   

スペーサーを無くすには絶対必要なハブASSY

ハブボルトはローター裏から貫通させてくる70特有のタイプ

  

   

   

良いタイミングなのでハブボルトも交換

   

   

   

この辺までは実にスムーズに進むところ

  

    続く

  

 

 

  

マニュアルハブ用のハブASSY

$
0
0

スピンドルも強度の面や使用していてのベアリングの段差もあるので交換してもいいかなと

ハブASSYにはハブベアリングが付いてきており価格で見ても約半分が

ハブのインナベアリングとアウターベアリング代金となっている

   

こうなればオーバーホールついでにスペーサー無しで組みたいもの

  

   

   

おまけにアウターレースも打ち込まれ済みなので気分的にも早い

あとはスタッドボルトを取り付けるだけ

いつからかマニュアルハブのフランジにコーンワッシャを入れてワッシャを入れ

ナットを締め付けると規定トルク前にネジ山が無いのでは?と思うようになった

   

ランクル60、80、70のマニュアルハブ車はすべて同じ品番のスタッドボルト

昔のハブがあったのでそのスタッドボルトを抜いて比較してみた

    

右が抜いたスタッドボルトで左が新品ボルト

   

   

  

ネジ山が長い方をハブに固定するので写真上側がハブより外に出る場所となる

中央部のねじ切り無し部が延びているように見えるので間違いない現象のようだ  

なのでSワッシャを余分に入れるかワッシャを1枚余分に入れる場合が多い

    

   

  

ワッシャもナットで食い込んだり薄くなったりするので純正品を必ず使っている

   

スペーサー仕様で長年乗ってトラブルが無ければ良いんだけれど

ボルトが緩んだりを繰り返していると手遅れな場合もあり得る

  

例えばマニュアルハブのフランジ裏を見たところ

   

  

  

最大の問題点がここにあり

やはりマニュアルハブ化するには最初からオーバーホールついでに行う方が良さそうです

   

   

      問題点に続く

 

深夜に突然の電話

$
0
0

遅い時間に電話が鳴った

取れなかったので番号を見るとランクル80のお客様から

なんか悪い予感がするなと思いながらも電話をかけ直した

  

するとインパネ内がすべてランプが付いているとの事だった

走行中に突然なったということで水温計にも異常が無さそうだから

オルタネータのトラブルだとなりヒーター、オーディオ、ヘッドランプも切り

純正フォグだけを点灯させて自宅までの1時間を走ってもらうことにした

    

そんなランクル80を本日引き取りに行ってきた

走行距離は間違いなくこの距離

ランクル100ならそろそろ危険な距離だけど80ならまだ大丈夫だろうと考えていた距離

  

    

   

インタークーラーやサクションパイプがありまずはパイピング類を外して行く

   

  

   

見えてきたときについでに交換しようかと過去の整備履歴をPCでチェック

ファンベルトは4年前でサーモスタットは交換していない

この際ベルトもサーモも交換しておくことにする

  

  

  

取り外したオルタネータ

ランクル80から考えると走行距離は少ないけれど21年前のパーツ

  

   

    

   

取り扱い店ではなくDENSOメーカーに注文するメーカーリビルトを選択

   

   

   

ロアホース内とロアホースへのアルミパイプを清掃してサーモスタットを交換

ファンベルト類も交換してパーツ単価は安いついでの作業を終えた

  

   

   

ランクル80ではサーモもダイナモもこの走行距離だけならまだ交換しないことが多いけれど

さすがに歳には勝てなくなってくるのかもと考える

  

まずはチェックランプの点灯にはいち早く気がつく姿勢だったり

飛行機などと同じような乗り物な訳だから水温計や電圧計などの走行中のチェックも必要

運転しているという意識を絶えず高く持つことで

車の異常だけではなく確実で安全な走行を保つことになるはず

気がつけば車だけではなくドライバーも同じく歳をとっているので気をつけたいものです

 

 

   

夕暮れ時に光っているものは

$
0
0

先日、薄暗くなり始めた頃に南の空にキラキラ光る物体を発見

メカニックとあれはなんだ? と話す

  

おそらくいつも飛んでる旅客機のライトだろうかなと話している最中も

近寄ってきていないよねとなってPCのステラのソフトですぐにチェック

  

なんと火星だと判明

今は最接近の時期では無いけれど

日没後すぐのまだ真っ暗になっていない南の空に輝く火星

21時頃まで南西の方に移動しながらだんだんと低くなり見えなくなる

   

少しでも早い時間だと最初はまだ高い位置に見えるので

その頃が一番明るく見える

   

そうは言っても月のように大きくないので一眼カメラではおそらくピント合わせも難しそう

スマホの絶妙な感度を信じて会社前の道路を少し歩いて撮ってみた

  

   

  

真ん中に見えるのが火星で18時少し前の空に見えている

今日は真冬のような灰色の雲に覆われてまったく見えず

雲さえ無ければ飛行機の光と見間違うほど火星が輝いている

  

お子様には夢を

恋人とは何かを

我々オヤジには人生を

星を見ながら語ったり感じたりするチャンスです

 

 

 

 

納車前の夜

$
0
0

艶が無くなっていたフロントバンパーを塗装してリアゲートのサビも落とし

純正黒202のボディを軽く磨いてもらって綺麗に変身

   

    

   

洗車するだけでもキズが入りそうなブラックボデー

磨きすぎないように表面を磨くと光沢が出てきた

  

明日の夜に新しいお客様に引き渡し

なんとランクルはもちろん、四駆デビューのオーナーさん

   

オーバーフェンダーのフチゴムはどうしてもひび割れている

それらをすべて交換しただけでも見違えるほど感じが変わった

   

内装の綺麗なランクル80を探すのは一苦労するけれど

見つかればオーナーのランクルに対する愛情度とか几帳面さが見えてくる

新しいオーナーさんは非常にラッキーだと思うほどのハチマル

   

   

  

20年も現役で動いてきたのだから何かのトラブルはあるかも知れないけれど

そこをしっかりと直せばまた10年、20年と乗れる

一年に1台か2台出るか出ないかの状態のハチマル

明日が最後の整備と確認作業となり今夜は最後の夜

   

新しいオーナーを安全に守ってくれるランクル

そのうちチャイルドシートが付いているかも知れない

色んな想像をしながら送り出すのでした

 

 

 

納車前に見つけた凹みをデントの力で修正

$
0
0

納車前の80、磨くまではあまり気にならなかったエクボが大きな凹みに変わっていた

色は出来れば塗りたくないし、今日が引き渡し日だからそもそも時間も無い

あちこち点検中に見つけた時には愕然としてしまう

     

そうだ困った時の神頼み、以前にも御世話になったデント66通称ゴットハンドに連絡

ランクル80のリアゲート下は難しい・・ ということで夜になりとりあえず見に来てくれた

    

一番分かるような角度で撮影

  

     

   

角度を変えてみても気になる

ゴッドハンドが出来るかも知れないよと言ってくれたのでそのまま施工してもらうことに

お客様到着時間まですでに2時間を切っている時間から作業を開始

  

      

  

魔法のように施工後はこの通りに消えて無くなる

   

    

   

下からの凹みの状態

   

   

  

どこから見てもこのようになる

   

   

  

鉄板はどこかを伸ばしたり縮めたりすると違う場所にひずみがくるとのことで

凹んだ箇所以外の場所までをどう修正していくかがプロの腕の見せ所らしく

もう大丈夫なとの違う? と聞けば

うーん、完全じゃ無くて気になるんだけどとの事

お客様が取りに来てくれる時間まであとわずかだし仕上げも十分OKですからとお返事

   

短時間での施工で仕上げは自分たちからすると完璧

予定通り無事に新しいお客様へハチマルを引き渡しが完了

またしても素晴らしい技でした

  

 

  

ロクマルのドライブシャフト交換

$
0
0

オイルシール部との接触面が凹んだドライブシャフトインナーを交換しようと

バイスに挟んでアウタ側を抜く

  

   

抜いたアウタ側単体ではジョイント部を動かすと凄く固くて引っかかり動きにくい

シャフトを突っ込んで回せば気にせずに回る

   

こんなものだったかなと思いながらグリスを落としていくうちに

シャフトが突っ込まれてなければ角度が付きボールが外れだした

非分解な場所のようにも思うけれど位置を合わせてやれば抜ける

   

こうなれば洗浄して各部の点検をしてみようと分解することにした

まるでランクル100のインナ側のパーツのように見える

   

    

   

ボールが抜ける位置とは長年の使用によりあちこちに押された形が入っている場所

  

    

   

こちらもボールの動いた跡が分かる

  

   

  

同じ位置でステアリングを切っていた跡形なんだろう

全体的にキズも有るけれど削ることは出来ないので

バリの部分を軽く均す程度に磨くことにする

  

   

  

本来なら交換部品だとは思うけれど元々異音も出ていなかったし

とりあえずこのままシャフトとして組んでみて後で判断しようと思い作業を進める

  

     続く

 

 


室内クリーニング中のロクマル

$
0
0

ランクル77をカークリーニングの佐々木さんの会社に持って行った時に

すでにお願いして作業にかかってくれていたロクマルを駐車場で発見

   

   

   

まずはカビ臭いカーペットを取り外してからと思っていたらしいけれど

予想以上の状態のカーペットの状態とのこと

またフロアも灯油などをこぼした跡があり清掃に取りかかっていた

   

思えばリアヒーターファンを取り外そうとしたときの汚れは凄かった

   

   

  

リアヒーターとフロントファンはピカピカになっていた

   

   

  

なんかめちゃくちゃ似合う運転席のイス

こんなデザインのシートカバーはロクマルは似合いそう

       

   

   

地道にフロアを清掃してもらっている最中

  

   

  

カーペットも大問題で考え中との事だったけど

ブログを拝見すればなにやら凄いことになっていそう

   

ドアの内張りを外してビニールの点検をしてくださいとのこと

ビニールの破れやブチルテープが無ければ雨水が中に入ってくる可能性があるので

要点検らしい

そこは帰って来てから当社で作業

シートベルトもカビが発生していて時間のかかる仕事をしてもらっているようだった

また状況を確認しに出かけることになりそうです

   

     続く

 

 

 

  

ランクル77に多いフロントシャコタン車

$
0
0

ノーマルの77を購入したお客様の車でよく見かけるフロントの車高が低い車

リアは標準の高さを保っているのでバランスが悪いのですぐに分かる

  

    

  

新車と変わらないリアの車高を保つリーフスプリングは強そう

積載車として外国でも使われるランクルの20年経ってもしっかりとしたリアリーフ

   

    

  

リア上がりの車高の状態ではもちろんリアからの突き上げも多く乗り心地は悪い

反面フロントはエンジンの重さで延びていだろうと思われるリーフ

右側のリーフは伸びてバンプストップまでの距離は少なくなっているけれど形は普通

  

   

  

左側のリーフを見てビックリ

Uボルトから前側が曲がっていそうに見える

オフロードでリーフ先端を突けばもっと曲がるはず

接触したような跡も無いので原因は不明

  

   

  

間違いなく曲がっているようで

サビも増えて来てこのまま走り続けたらどうなるのか興味がある

  

  

  

それは危険なのと乗り心地の改善とをお客様は選択

私もイイ感じの2インチアップ仕様をオススメ

  

オフロードでリーフ先端を突けばもっと曲がるはず

接触したような跡も無いけれど前オーナーがどこかにヒットさせたのが原因なのかは不明

   

どちらにしても安心で乗り心地も改善するサスペンションへと変更です

 

 

 

再使用不可となったマニュアルハブ

$
0
0

スペーサーでパワーロッキングハブからマニュアルハブに交換した場合

使用方法によっては強度不足となる

もちろん最初の購入時にはそのような説明はあったと思うけれど

中古車で手に入れた場合などは始めから付いている物としか思わない

   

色んな問題でボルトが緩んだりどこかが破損したりする

   

  

  

マニュアルハブ用のハブASSYに交換しようと分解したマニュアルハブを裏側から見ると

偽物のマニュアルハブ時のようにテーパー部が傷んでいて使用不可

   

   

  

他の箇所もコーンワッシャが入る部分が伸びている   

    

    

  

ピンの穴までも広がったり浮いた状態で回転したようす

     

   

  

純正品でも想定外のトラブルには弱いことが分かる

  

   

  

もみ出しを使う頻度が多い車両だとスペーサー仕様ではボルトの緩みがある

こまめにチェックして緩んでいたら締め付けて使用していたら穴は広がるばかり

ピンの穴が横にずれるまでは行かなくてもコーンワッシャの穴は広がり変形して行くはず

  

一度でも緩みなどがあればハブASSYから交換が間違いない

ハブのベアリングも交換出来るしスピンドルの摩耗による段差も同時に解消されて

ハブのオーバーホールを兼ねる作業となる

何よりも早期に仕様を変えないと上記のマニュアルハブ裏側まで悪化すると再使用は不可

表側から見ただけでは気がつかないので要注意点です

 

 

 

ランクル80のメンテナンス まずはエンジンルーム内から

$
0
0

まずは高いところから取り外していくことにする

インテークパイプを取った後でよく見えるようなった場所から

ヘッドカバーガスケットからにじみ出しているオイル分が多い

それもボルトの多いインテーク側だからどうしようも無い

  

   

  

この下にはにじみ出したオイルでブロックもオイルで濡れてオイルパンまで続く

  

   

  

インテークパイプの先はインマニだけどクリーンな空気の通り道は真っ黒い

   

   

   

フロントパイプの上の方を見てオイル汚れでいいっぱいだったのは

上から来ていたので多くはここから漏れている

   

    

  

ヘッドカバーガスケットも20年という時間でオイル分にやられている

走行が少ないと言っても10万キロ以上なので乗用車で考えれば当たり前なこと

   

タペットカバーを取りノズルの交換を行いインマニもインテークパイプも洗浄

まだ燃料漏れはないけれどいつ漏れてもおかしくないので噴射ポンプもO/Hをして

街中をもっとスムーズに&しっかりとトルク感を味わえるセッティングを行う

   

パワーを出すと言うよりもよく走る調子の良いエンジンて言う響きがいい

ナックルもブレーキもオーバーホールが始まっているのでたっぷりと続きます

   

 

   

    

2インチアップのHZJ76でフロントショックテスト

$
0
0

あまり目立たないけれど普通に多い2インチアップ

4~5インチともなれば縦長ボディが不安定さを出してランクル80や100のようにはいかない

これらをなんとか克服するためにも基本の2インチアップから確認することにする

今回は少し前に作った2インチアップのHZJ76を借りてフロントショックのテストを実施

  

リアはすでに決まっているリーフとショックがあるので走りの完成度に直結する

フロントショックで走り具合を確認する

コニーのショックが付いているロッドを回すと0→1→2→3と4段階の強さを選択出来る

GRJ76なら0か1で様子を見るけれどHZJと言うこともあり3で走っている

   

    

   

ショックを手で縮めた時は固かったイメージとは違い初期の車体の動きにはマイルド気味

ゴツゴツ感は無いけれど縦方向の固さは感じるので交換した事が明らかに分かる

ショックの初期の動きは一瞬マイルドでも大きなタイムラグ無く踏ん張り感は感じる

あきらかに標準車とは違いコーナー途中での安定さは出ている

  

次に何度も仕様を変えてもらったダートウエイ仕様のビルシュタイン

手で押せばかなり固い仕上がりとなったけれど車に合うはずだと要望したショック

  

   

  

手で組み付ける根性は無いので油圧ダルマジャッキの力を借りて取り付けた

  

  

  

固いかも? と心配しながら動かしてみる

まずはガレージ内を前後させてみたらノーズダイブが大きく減少した

単に少なくなると言うよりも短時間のブレーキングではなかなか沈まないイメージ

   

走り出すと路面の凹凸は拾うけれどタイヤが素早く動いている感があり違和感は無し

継ぎ接ぎだけらの舗装路を走り出せばスピードを出すほど乗り心地は良い

曲がりくねった道路だけれどほぼ3速で走り通せるようなコーナー

センターラインの向こうに対向車が見えると心配ないけれど強めのブレーキングをしてみる

姿勢に関係なく不安定になる恐さは無い

ランクル80のサスペンションが決まっている車で走っているようだ

初期の動きはかなり制御されているけれど曲がるのに必要なだけのロールは残されている

フロントのしっかり感と踏ん張り感はかなり高くて◎のテスト結果

車が跳ねるような固さは無いし長距離もOKだろうけど固めが好きな人に好まれるショック

   

もう一つ製作したショックは縮み側と縮みのバランスを考えてマイルドに変更

狙いは直線の凹凸に対してソフトにタイヤが上下に動くように考えた仕様にしたつもり

  

    

  

確かに乗り心地は本日一番

しかもタイヤが上下に動いてもボディがつられて無駄に上下に揺れることは無い

なかなかイイ感じで走行して左直角コーナーがやってきた

ブレーキを離す瞬間にすでに切り始めていたステアリング動作に対して

先ほどの仕様よりも踏ん張り感やステアリングレスポンスは落ちるけれど恐さはない

コーナーをアクセルをガンガン踏んで走るにはフロントの剛性は物足りないとは思うけれど

右に左に次々とコーナーが続く道路であっても普通に走れてゆらゆら感は無い

  

ランクル76は77に比べてフラフラと揺れるリフトアップ車が実に多い

フロントピラーを手で押すだけで車が左右に揺れる

乗り込む際にもサイドステップに乗るだけで傾く

それが良いんだと思っている人にはベストな仕様なのかも知れないけれど

こんなものなのか?と思いつつ乗っている人もいるはず

私は物足りないのでコイルもショックも自分の好みで作ります

   

まずは舗装路を安全に余裕を持ち運転出来る76にしたい

次は縦長ボディでもコナーリングで楽しみたい

そしていざというときに急な動作をしても言うことを聞いてくれる車がいい

   

今日のテスト車両はナローの2インチアップHZJ76

タイヤはM/Tの235/85R16

コイルスプリングにも秘訣があって舗装路に長い自由長のコイルは向いていない

今までの経験値と今回のテストで2~4インチまでの中で使用できることが判明

長さも減衰力もインチアップに合わせてベストなショックが製作出来る

加えてフロントのコイルも舗装を気持ち良く走れるようにセットでお渡し可能

  

特別仕様のショックは同じ仕様と言ってもバラツキを徹底的に無くすために

毎回テスターでチェックした試験シートとともに出来上がってきます

  

   

         

今日は他の車は乗らないようにして一日かけて同じ車両での走行なので

比較的間違いの無い体感差を味わえた一日でした

近々GRJ76でビルシュタインの比較テストを実施予定です

 

 

 

思い出がよみがえってくるリンゴ

$
0
0

昨年に続き忘れずに注文しておいた信州いいづなのリンゴが届いた

  

    

    

一年ぶりに信州の思い出がたくさん脳裏に動画で流れる

初めて行った時は豊科手前のICで降りたにもかかわらずそこから大渋滞で始まり

曲がりくねった川沿いの国道から長野市内、アップルラインまでずっとバスの大渋滞

こんな記憶をPCにつなげられたら大発明でノーベル賞もの

   

どれだけバブルだったのかその当時はサラリーマンだったので全く知りもしないけれど

バスやツアー会社からペンション、ホテルまであの頃を懐かしむ業界の人達も多いだろう

    

信州デビューの時からお世話になった青山さんちのリンゴです

   

   

  

すごくご高齢のお父さんお母さんが普段手入れをしているとの事で

うちの母親もまださらに長寿にあやかりたいと美味しそうにリンゴを食べていた

   

いいづなリゾートスキー場までにある雑木林の雪景色に大感動し今でも記憶に残っている

霊仙寺湖から見える赤倉の方までずっと広がる唐松林の高原の雪景色は別世界

それから行くたびに色んなハプニングもあったのに今では楽しい思い出となっていて不思議

   

スキーだけではなく小布施からサスペンスに出てくる冬の野尻湖付近まで夏も冬も楽しんだ

ずいぶん遠ざかっているけれどいつかきっと行きたい信州を忘れないためにも

毎年大事にしたいリンゴとなりそう

 

 

  

GRJ79リフトアップ リアリーフ純正との比較

$
0
0

ずいぶん前に相談されていたGRJ79のリフトアップ

ようやくお預かりしてリアのリーフを取り外して二つを並べてみた

   

湾曲している反りが全然違うけれど76シリーズも77も社外インチアップリーフはこんな感じ

上が純正で下がテイクオフ製GRJ79用リーフスプリング

  

    

    

なによりもここまで運んできて並べるだけで力を使う

HZJ77のリアリーフも重いけれど79のリアは実に重く感じた

   

中央部を見てみるとまるっきり特性が違いそう

  

   

  

純正は厚くて曲がらなさそうに見える

積載時でも車高を維持する力が備わっているようで

ヘタリも出にくいようにあまり動かないのかも知れない

 

テイクオフ製は一見すると反りは強いので固そうだけど

薄く重ねており動いてくれそうにも見える

   

   

   

とりあえずこの重さは一体何キロあるんだろうと

乗り心地よりも気になるぐらいだったので

作業の前に体重計にコケないように乗せてみた

  

   

  

これをぐっと持ち上げて背筋を伸ばして歩くと重たいと感じたその重さはコチラ

  

   

  

45キロもあれば軽めの人間一人

このメーターを見たとたんやっぱり気のせいでは無かったんだと納得 

   

    続きます

 

 

   


アルミホイルとナット

$
0
0

GRJ79に付いていたアルミホイルを取り外そうとホイールナットを緩めたときに

なんとなく違和感があったので今度付けるときに確認しようと思っていて本日確認

    

   

  

ホイルのテーパー部にナットが均一に当たっていなくて、かじりと言うか削られている様子

上の方だけに接触しているようで奥は当たっていないので当然キレイなまま

    

他の穴も見てみたら傷だらけでアルミの粉が出ているようにも見える

   

    

  

     

   

もちろんこうなればナット側にも何かの痕跡があるだろうと並べてみた

   

テーパー部が足りずにナットの直線部分がアルミホイルのテーパー部を削り取っていた

  

   

  

新品のホイルに新品のナットなのにこのままだとアルミホイルに致命傷を与えてしまう

    

   

   

同じような部分にアルミホイルの跡が付いていた

  

   

  

このナットとホイルの組みあわせだったけれど

とりあえず取付しようとしたけれど手で回してもレンチを使えばグニューっと締まる

手で締めたら少しの増し締めで当たりが来るはずなのに手応えが違う

   

    検証は続きます

 

 

 

 

アルミホイルとナットの続き

$
0
0

アルミホイルにナットを入れて手で回すだけでスムーズに回らない重たい接触面

カメラで奥の方を撮ってみた

  

   

  

どうも角の部分が引っかけているように見える

同じところにテーパー部が長いナットを入れてみたら

テーパーぶを全体に押さえられている

    

   

  

違う穴も確認してみると状況は同じようだった

  

   

  

こちらもナットを入れ替えるとナットにもホイルにもキズは付かないだろう

   

   

   

今度はナット同士比べて見る

過去ブログで何度も行ってきたので珍しくも無い比較写真ですがこのように違います

  

   

   

正面から見ると

  

   

  

もちろんアルミホイルにより条件は全く変わってくる

毎回ホイルとのサイズを細かく考えるのも面倒と言うよりも奥深いと見えないので

もしもの場合を考えて当社ではすべてツバ付きのテーパー部が広いナットを使用

M12もM14も両方共にナットは一般に存在します

  

ホイルとナットの関係は当たりが悪くなれば緩みも生じてくる訳で

タイヤの外れに発展しないように安心パックで運転したいものです

 

 

 

リアデフ分解整備と年内の営業予定

$
0
0

色んな所をメンテナンスしているランクル80

10万キロ台でワンオーナー車なので程度は悪くないし走行も比較的少ないけれど

リアブレーキ分解時のついでに確認するリアデフのガタ

なぜかけっこうあったので分解して様子を見ることにした

  

リアハブベアリングはローターを取れば奥行きのガタ点検で異常は発見出来る

  

   

  

ハブからデフオイルは漏れてはいないけれどシャフトを抜くといつものごとく

オイルシールからデフオイルがハブベアリング室内に入っている

   

   

  

ロックナットとワッシャを外せばベアリングが見えてくる

やはり取り外してベアリングの点検をする方が安心出来る

     

   

  

ロックプレートのはベアリングの段差が入るけれどフロントまではならないもの

もちろんココは交換

   

   

  

ベアリングに新しいグリスを挿入して新しいプレートを取付

    

   

  

合う場所が3ヶ所しかないので締めすぎないようにしつつプレロードをチェック

ベストと思われる場所でロックして完了  

   

ドライブシャフトを取り付けた後は塩害コートブラックでペイント

   

   

  

リアデフは想像していなかったので予定外だったけれど

これでまた心配せずに走る事が出来るはず

  

  

あっという間に早くも12月、作業も見積もりも両方とも溜まっている事ですし

今年も除夜の鐘を聞くまでは会社のシャッターは閉まりません

年始は2日から仕事に出てきているはずですので

お困り事があればご相談下さいませ

 

 

 

人として無事の生還を祈りたい

$
0
0

室戸岬の沖合90キロ付近に墜落したとの報道

まずは脱出したパイロットの発見と生存の知らせが欲しいところ

   

日本のメディアの多くはなぜか墜落して大迷惑なイメージで世論をあおり立てる

確かに墜落は危険ではあるけれど自衛隊機や民間旅客機が墜落するのと何が違うのか

パイロットもその部隊もましてや予算を出す国家、パイロットの家族も誰も事故は避けたい

米国に爆撃やミサイルを撃たれたのではなく訓練中の飛行機が墜落したのだ

   

基地がある限り事故はあるから基地は不要となれば

果たしてそれ以上の見えない安全は誰が保証してくれるのか

それなら早急に日本に核ミサイルの配備を国会で検討するこもとあるかも知れない

ただまず今は基地の必要性や安全性よりもパイロットの安否を心配したいし祈りたい

   

日本の自衛隊機や民間航空機が墜落したら米軍は助ける事を惜しまないだろう

地震の際にも出動してくれているのは確かなこと

  

他のアジア諸国の人たちを格下に見る日本人の特徴

欧米人には逆の立場となり格上の相手として見ている現実

それらをすべて戦争の結果だからで済ませていい問題では無い

   

アジアで起こった事故をメディアはずさん工事とか手抜きだとか言うけれど

日本国内でも日々人災は起こっている

いったいどんなお偉い立場で報道しているのかあきれるときもある

   

ケータイがガラパゴス化しても国内の経済と文化が成り立っていればそれは良い

しかし人の命に関わることでその命を思う気持ちよりも事故そのものを小馬鹿にしたり

落ちたくて墜落していないパイロットなのに迷惑な立場100%だけの見地だったり

被害者としての日本人を作りたがるメディア

  

その日本からは今もなおメルトダウンしたものそのものの居場所さえ把握出来ていない

海で繋がる外国からすれば大迷惑な話なのにそんな現実を直視した報道は少ない

偏った情報に左右されないような人間としてズレていない日本人でありたいものである

 

 

 

 

43年前の赤いウインカーの車

$
0
0

昭和48年式の車となれば車好きの我々には真っ先にケンメリGT-Rが頭に浮かぶ

同じ年の四駆はFJ40の初期モデルとなる

   

今日はランクル100とFJ40の車検があり当社メカとジャンケンをして

私がグーで負けてヨンマルの担当となった

古い車は色々と危うい箇所もありそうなので公平なジャンケンとしたけれど

二人のジャンケンは出すクセもあるので次回はあみだクジかコインで決めよう

  

まさかと思うけれどウインカーの赤色が純正と聞いていても念のために

保安基準の本で48年式でもギリギリ大丈夫なことは昨日確認していたのでまあ安心

   

    

  

街中で赤く光るウインカーは見たこと無いけれど

オレンジ色を見慣れた後続車には新鮮と写るのかただ見にくいだけなのか

   

スタッドレスで冬仕様になったFJ40

冷えているうちは回転が低すぎて勝手にエンストを起こす

信号などではクラッチを踏むだけでエンストとなる

なのでATのスポーツ走行時に使う左足ブレーキを多用して走る

   

最近はブレーキとアクセルの踏み間違いの事故が多く自分がニュースになりたくないので

足を滑らさずに確実にブレーキが踏める確実な走りを選択

左足ブレーキはフルブレーキは簡単にできるけれど急ブレーキ時に抜くのが難しい

右足のアクセルとの連携を常に意識して練習すれば意外と出来るようになる

    

冷間時の走りから想像するとチョークも無い社外キャブは燃料は濃い目となっているはず

でもなんとか排ガスもクリアさせてジャンケンの負けを挽回し先に終了

帰り道は水温も上がっているので快調に走れた

本日はいつもの以上の旧車となり、なんと43年前のヨンマルでした

  

 

   

 

 

 

 

Viewing all 2706 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>