ランクル100のサスペンションを大幅に仕様を変更
こちらは今までのサスペンション
ラテラルロッドは両側ともピロボール化
ロアとアッパーのコントロールリンクはシャーシ側のみピロボールにして
スタビはリンクを長めに設定して取り付けられていた
反対にフロントスタビは外して独立サスの良いところを出すような仕様だった
それを今回前後のセッティングをガラリと変えてみる
フロントにはあえてスタビライザーを取り付けることにする
リアのスプリングを2インチアップで自由長のあまり長くないコイルスプリングをに交換
これで車高が水平近くなる
リアサスのウリでもある各リンク類のピロボール化の能力を発揮させるためにスタビライザーを取外す
アーム類のピロはシャーシ部に入れないと意味が無い
上下に自由に動きロッドが傾くことによりホーシングもスムーズに左右に動く
ホーシングを左右に素早く動かしたいならピロ化するべきでバネレートの低いスプリングを入れて
路面への追従性を上げるとか言うことは走る車を作るという上では大きく間違ったセッティング
バネはしっかりとした適正レートでリンクの改良でスムーズにトラクションを得られるような
足回りを作ることが実際に走れる車と言うことになる
ダートラなどでは30年以上前からリアの4リンクはピロ化されており
トラクションを得るためにエンジン出力が高いほど強めのスプリングを入れる事なども検討されていた
本来ならアッパーロッドも長くして等長リンクとしたいところだけれど障害物や室内への飛び出しもあるので
長さは純正のままでピロ化としている
フロントにスタビを取り付けたのはアームの動きを少し規制してやりたかったから
その分リアのスタビを外して動きの規制を取外し、レートの高いスプリングに交換してトラクションを得る
大きく変わったバランスでどんな走りになるのだろう
完成後はまずはテストでオフロードを走らせてどのぐらい走りの特性が変わったかを確認する
一般道も問題無ければ納車として、思い通りの走りにならない場合は再度考えて仕様変更を行う
ランクルは前後どちらかしかサスペンションは動きにくい
前後ともフルに動く仕様にしてもリア側が動けば車は走るので
フロントはそれほど動かなくても十分走れると想定している
ジャンプやタイムアタック的なハイスピードダートまでは想定していないけれど
普通にランクル100を楽しむのには問題無くそこそこ走れるはず
あともう少しで試走となるので完成が楽しみなランクル100でした