28万キロのランクル80から取り外していた噴射ポンプ
交換したパーツを全部では無いけれど大まかなパーツを並べて見た
ケースは洗浄して使うこと無く新品に交換
中はたくさん傷があり、中を覗いただけでもすぐに見える
フィードポンプ付近には傷が多くある
プランジャーとスピルリングはもちろん交換
ヘッドとのクリアランスは走行距離と共に広くなる
噴射効率が下がる=噴射量が下がるのでもちろんセット交換
噴射するのにカムで押し出されたされたプランジャーはバネでヘッドから押し戻される
おおまかな位置関係はこのような感じでプランジャーとカムプレートを戻す
その肝心のバネが折れていた
カムプレートのカムを上に向けると見える凸部でプランジャーを押すことになる
そのカムの表面も傷が付いていた
カムの表面が削られて摩耗するとプランジャー寸法が変わり燃料が増える方向になる
噴射タイミングは遅れる方向になるので摩耗した状態では良いところが無い
確か昨年は傷だらけの噴射ポンプがあった
軽油の品質によっても機械式ポンプの耐久性は変わる
すべてが機械なので軽油が潤滑剤
信頼出来る軽油と燃料タンクには水抜き剤を絶対に入れないことが
簡単にできる耐久力アップの基本となります