お客様が中古車を購入後に当社に相談に来られたランクル80
走るには走るけれど色んな意味でリフトアップしたら仕方ないと片付けられそうな走り
世の中多くのリフトアップ車はこんな感じなので販売したのが中古車会社ならまったく非はない
走りの専門店からみると路面に合わせてボディの揺れが起きて、さらに揺り返しの繰り返し
これでは乗りたい気持ちも消えそうになるけれど世の中ではごくごく一般的な作りのサスペンション
クロカンはまったく考えずに色んなステージの舗装路をリフトアップ車で走れるようにするには
一番はコイルスプリングとショックの選択で乗り味は決まる
数ある補正パーツは単に物理的なものでしか無いので個性は生まれない
デューンのデバイスサスに2インチのコイルスペーサーを付けるとスプリングの性格が変わる
それにオーリンズを入れれば走りはジェントルな域の中でボディの揺れとなりしっくり安定して走れる
と言うことで初代デバイスサスを使う事にした
少し錆びてはいるけれど性能にはまったく関係が無い
もちろんこのままでは使用せずに錆びている箇所を磨いていく
細く上側になっている方がホーシング側なのでどうしても錆びやすい
両方ともデユーン独特のカラーマークが見える
右側も磨く
下まで磨いてほぼ完了
同じようにリアスプリングもサビを取り去る
塗装する前にサビ止め効果の高いエスコのエポキシ系塗料でサビを止めておく
乾燥したらデューンマークをマスキングして塗装
ガソリン車なのでキャスターダウンBKは少なめを選択
続きます