エンジンルーム内のバキューム配管はターボ車は負圧と正圧があるので特に重要
しかしシステムを理解していなければすぐにはピンと来ない
ランクル80の配管はシステムが分かっているので修理書は不要
それがHJ61のいなるとあまりにも多すぎて修理書は必要
ずっと疑問点が多かったBJ74のバキューム配管を見直すことにした
それはインパネ内のターボランプが点灯しないのがやはり変だと思っていた
まずはこのスイッチ部に正圧が来ているのかの点検から始めることにした
バッテリーを一つ取り外せば見えてきそうなので取り外す
まずはその配管状態
フェンダーサービスホール内にあるセンサーにはホースはつながっている
しかし本来正圧がかかるはずのエンジン側を見てみると
なんとACのアイドルアップさせるアクチュエーターにしっかりと突き刺さっている
どんなに全開で走ろうとしても絶対に点灯しない原因だった
では本来ここに刺さるはずの負圧はどこに行ったのだろうと探していたら
噴射ポンプのブーコンに入っていた
ここもブーストの上がりに応じて燃料が増量される構造の場所
アイドルアップの負圧では意味がない
どうも長年不調なままで乗っていたと推測される
まずは一つづつ配管をつなげていった
ターボセンサーへの配管をシリコンホースで製作
こちらが正解となる
アイドルアップの部位に刺さるはずの負圧と
噴射ポンプのブーコンに入る正圧も無事に確保
エンジンを停止させるインテークシャッター用の負圧も重要なので
負圧でもシリコンホースに交換
先日から気になっていたバキュームホースはすべて正常に差し替えた
いつからなのか分からないけれど間違っていしまっていたようだ
本腰を入れて見直さないとちょっと見ているだけではまず間違が見えにくいい
修理書をいくら探してもバキューム配管図が出てこないのでその点でも簡単には直らない
大きなことでは無いけれど気になっていた配管が正常に戻せてお客様に報告できたので
自己満足するのでした