走行距離200kmと少しの新車に近いデリカD5
乗り心地ならぬ走り心地が気持ち良い車に変身
仕様は4インチアップキットでコイルスプリングはノーマル
いつもと違うのはビルシュタインは阿部商会製のイエロービルシュタイン
ランクルでは柔らか過ぎて役不足を感じるのだけど
三菱車はV25パジェロやスペギの時代から
競技車両とまではいかないものの純正ショックから交換すれば
その走りの違いに変化が出てそれなりに満足出来てきた実績がある
久しぶりに標準ビルシュタインを取り付けて標準タイヤで走行すると
乗り心地が固く感じた
扁平タイヤの影響もあるけれど明らかに変化した
アライメントを調整する前にタイヤホイルを取付
アルミホイルはラグナのオフローダーⅡの8J-16(-3)
全面を半艶で塗装してもらったオーダー品
グッドリッチのAT 255/70R16サイズになったことで不快な固さが解消
走行すると路面の凹凸や舗装のつなぎ面でタイヤが良く動いている
そのタイヤの動きが硬すぎず心地よい
乗り心地ならず走り心地が気持ち良い
このショックとタイヤの組み合わせは好きになった
過去にもショックは交換しているけれど
4インチ以上のリフトアップキットを使用したサスペンションには
イエロービルシュタインは初めてかも知れない
タイヤの銘柄やサイズが違えば乗り味はもちろん変わってくる
私はこの上記の組み合わせならどこまででも走りたくなる
人によりその感じ方が違うのでそれぞれあると思うけれど
縮み側の減衰力を落として乗り心地をソフトにすると
タイヤが動く手応えをリニアに感じなくなるのは事実で
その代わりに初期の乗り心地の固さはやわらぐ
どこを重視するかになるけれど
私は運転して楽しいのが一番良い
もっとスポーツ度を上げるにはショックの減衰力を上げたいけれど
そのショックに見合うレートの高いバネがおそらく必要になるだろう
スプリングとショックはベストマッチングすることが一番大切
また、フロントタイヤの片減りもあるので過去のデータから
一番良いと思うキャンバー角で調整
標準車では味わえないこの車の動きは
車好きのオトコが乗る家族のためのミニバン
しかし譲れないサスペンションの動きを得られれば
苦にならずにこの仕様なら乗れる
ショックの選択を変えたおかげで今までとは少し違った
乗り味、走り心地となったのでした