室内がECUの焼けた臭いがしていた78プラド
ECUはリビルト品があったのでリビルトに交換
ただし中身はどう見ても基板は新品と言えるような状態
ECUトラブルの前からキーを回してもスターターが回らない時があるとのことで
スターターを取り外して状態を確認してみる
マグネットスイッチ部を開けてみる
想像よりも粉っぽくない
プランジャーを抜くとやはり接点部が左右が違う
毎回スパークする訳だから少しづつ無くなっていく
スパークした粉が中央の穴に入り
プランジャーの周囲に付着して動きも悪くなる
ターミナルのあまり無くなっていない方はほとんど段差も無い
両方同じように摩耗しているのは見たことが無い
片側は大きくスパークして消えている
この消耗したパーツばかりで仮に組んだ形にしてみる
右側は隙間ありとなる
実際にはプランジャーは真っ直ぐ入ろうとするのだけれど
無理やり斜めになればプランジャーが動く度に周囲に余計な接触が増える
悪条件が重なりキーを回してもセルモーターは回らないことになる
マグネットスイッチ部にショックを与えると動くというのも
プランジャーを動かすと言うことになる
内部を清掃して鉄粉類を除去
薄くグリスを塗り新品パーツで組立
正常に回っている状態なら
スターターの延命処置はこれで可能
ただしキーをオフにしてもずっとセルモーターが回り続けてしまい
煙が出たり発熱したスターターはこのような処置では不足で
DENSOリビルトに交換しないとトラブルを誘発する恐れがある
状況に応じて処置は考えていきます