ランクル80の冷却水系統の状態を確認して行く
普通に多いヒーターホース部はなんとか耐えている
ただしヒーターバルブのシャフト部からはクーラントの色が見えるので
来年ぐらいはそろそろ交換時期となりそうな予感
ラジエターロアホースも特に漏れている様子は無く
ヒーターホースを交換するタイミングで
ウォーターポンプやラジエターのインレット、アウトレットホースに加えて
オーバーヒートの原因の一つでもあるサーモスタットを交換しておきたい
オイル漏れとしてよくあるヘッドカバーガスケットも何もしていないのに綺麗
オイルの滲みさえも無いエンジンは好調な状態と言える
オルタネーターは最近壊れてリビルト品に交換したとのことでまだ綺麗な状態
同じく電気系統でのトラブルを避けるにはバッテリーターミナル部は完全にしておきたい
このようなターミナルも昔からあるけれど定期的に点検整備を行わないと
必ず配線は動き出すので圧着端子に加工して強いターミナルに交換するのがベストな選択
また、20万キロを越えているのでオルタネーターが不良になれば
同じようにスターターもその時期を迎えているかも知れない
今年もFZJ80でセルモーターが回りっぱなしで
発熱して煙が出た車両が1回あったので交換しておきたいところ
圧縮比が低いガソリンエンジンのスターターはとてもコンパクト
なのでDENSOリビルト品の価格も半分以下ぐらいで購入出来る
FZJ80の場合は分解修理をするよりも
より多くのパーツが変わっているメーカーリビルトを選択するのが最適です
車両はほとんど錆びていないのにいつものようにリアヒーターパイプは錆びている
やはり来年辺りに冷却水系の交換は必要
この次はシャーシをまたいでも同じようにパイプは錆びていた
触媒の遮熱板の横を通るヒーターパイプ
前方ほどでは無いけれどサビはあるのでこれから増えて行くはず
ほとんどのランクル80に見られる現象なので特別ではありません
リアヒーターパイプだけはあきらめて交換するのが正しい選択です
ランクル100になればアルミ製のパイプとなるので羨ましい限りです
続く