ランクル80後期の噴射ノズルのオーバーホール後の6本
前期中期は噴孔は5穴で後期やランクル100は6穴タイプ
噴孔の径は0.22mmと肉眼よりもカメラの方が確認しやすい
ソフト、ハード共に技術的な進化はあるとして
大まかな流れは噴孔の小径化と噴射ポンプの高圧化がセットで移り変わってきた
オーバーホールでは長らく走った噴射ノズルは点検する事なく6気筒すべて交換
開弁圧を保っているプレッシャスプリングは2種類とも折れて無くても交換
シムなど構成パーツももちろん交換するけれど特にバネは折れるのでO/H時には必ず交換している
開弁圧は当時のままの数値でセット
今ノズル&ホルダASSYをセット物で購入すると
開弁圧はすごく高くなっている
決して噴射圧力が高くなるのでは無く噴射開始が遅くなり噴射終了が早くなる
すなわち噴射時間が少なくなるだけとなる
なのでノズルだけを交換した場合は交換前の開弁圧が低下していたときよりも
新品に交換したとはいえ走らなく感じる可能性もあると想像される
もしもそんな状況になっていてもそれは正常だと言うことになる