78プラドによくあるトラブルは
エンジンが始動しない、始動しても止まってしまう
このようなエンジンがかからないという症状が多い
問題は燃料が噴射されていないから
初爆がなかったり停止したりという事で
その原因は噴射の電気信号が噴射ポンプへ入力されていないのか
燃料が噴射ポンプまでしっかりと充填されているのか
ざっくり分けるとこの二つとなる
寒くなってくると長い間使われてきたゴムのパッキン類が縮んだり破損したりで
燃料が漏れることでエンジンがかからなくなる事が多い
最近あったSOSでは早朝にエンジンがかからないというのでお預かり
エンジンルームを見渡してみる
一番始めに点検した場所はFUELキャップ部
寒冷地仕様の場合はヒーター部のパッキンが本体よりも寿命が早い
症状そのものという原因の場所から燃料が滲みだしていた
FUELホースには燃料は滲んでいない
燃料タンクからのパイプやホースにも異常なし
噴射ポンプも燃料の気配は無い
となれば今回はFUELキャップとフィルターと燃料ホースを
交換すれば問題はクリアするのは間違いない
すでに生産終了になっている純正の長持ちするFUELホース
他車種のものでもトヨタ純正なら20年は使えそう
燃料漏れが発生しやすい寒冷地仕様のキャップは生産終了で
通常バージョンしか無いけれど寿命は長くなるのは間違いない
グローブボックスの中を開けてECUを確認
残念ながらリビルトや修理した気配は無い
なので電気信号が原因のトラブルは今後あるかも知れない
よくあるいつものトラブルなので
その前にECUの修理も含めて
メンテナンスをしていれば困ることもなく
25年ほど経っていても普通に走れることでしょう